◆ ハイパーサーミアの意味 ◆
温熱療法のことで、主に 癌の治療を目的とする治療方法です。
◆ 普段私たちも無意識に温熱治療をおこなっている? ◆
日常的にお風呂に入って暖まること、温泉地に湯治行くこと、カイロを使うこと、これらは物理的に体を 温めるという広い意味では温熱療法に当たります。医学で言う狭い意味の温熱療法とは「高体温を全身もしくは一部に人為的に誘導する治療法」といっているようです。
◆ 体を『 温める 』と 治療の関係 ◆
体を温めるとはリンパ球(体内のウイルス等を抗原と認識し体の免疫の役割がある)の増加に深い関係があります。高すぎる温度は免疫細胞にも有害です。そのため、マイルドな加温が適切ではないかと、私たちは考えていま す。加温は自律神経に揺さぶりをかけ、熱ストレスで一時的に交感神経を緊張させますが、治療後翌日からにその反動(リバウンド反応)として次に 副交感神経の優位をもたらします。リンパ球の増加という効果は、数週間以上持続すると考えられ、この間、がんの退縮・排除が期待 されます。

◆ ハイパーサーミアの役割 ◆
ハイパーサーミアには、癌抗原を認識し癌細胞を排除するために効率よく誘導できる仕組みがあるのです。
免疫系は絶えず癌抗原を認識し、一日に数万~数十万個という癌細胞を排除し続けています。その強力な免疫システムの中心的な役割を演ずるのが 白血球の中のリンパ球なのですが、直接抗原分子丸ごとを認識できるのではありません。別の細胞の細胞表面に「マーカー(標識)」として提示された場合に 限って、特定のリンパ球がその「マーカー」に接触し、初めて異物かどうか区別することができるのです。
◆ 血流を良くすれば体に良い ◆
血流を良くすると体調が良くなると言われています。血流を良くするには、副交感神経を積極的に刺激します。草・玄米・小魚・ショウガ・ニンニクなどの摂取、爪もみ、よく笑うことなどがこれにあたります。治療においては、ハイパーサーミアをある間隔を置いて複数回繰返たり、安保教授の「がんを治すための4ヵ条」である ①心身のストレスを除き生活を見直す、 ②鍼や漢方薬、③入浴、④軽い運動を実践することです。このように、顆粒球の割合と数を減少させ、逆にリンパ球の割合・数それに機能を高めることで、癌からの生還は本当に実現可能となります。勿論、放射線、抗がん剤、消炎鎮痛剤(選択的COX2阻害剤を除く)、ステロイドの長期間使用はリンパ球を抑制し、体を消耗させるので、原則的に併用しません。